とびひによる色素沈着
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とびひによる色素沈着についてお話します。
とびひは、引っかき傷、しっしん、虫さされ、すり傷の部位に細菌{黄色ブドウ球菌・化膿性レンサ球菌など}が感染しておこります。顔面や腕、脚などに、かゆみをともなう水疱(水ぶくれ)が次々に発生し、やがて小さくて透明な水疱は次第に大きくなって、濁った膿疱となります。
水疱は破れやすく、びらん「ただれ」、痂皮(かさぶた)が生じます。前者が全身どこにでもできるのに対して、後者では顔、特にほお、鼻、口のまわりに多くできます。
とびひは表皮に限られたもので、あとを残しません。ただ、ときどき色素沈着を残すことがあります。栄養失調そのほかで皮膚の細菌抵抗が弱くなっているものでは、これがもっと深く真皮にまで及び、小さな皮膚の潰瘍をつくることがあります。これは“深膿瘡”と呼ばれ、こういう状態になるとあとが残ります。
色素沈着が気になる方は、まめに医師に相談してみてください。